モチベーション心理学6 原因の求め方は人によって違う。

09/04/13 | By: 村中直人

私たちが生活をしていると様々なことを経験します。

よかったことや悪かったこと、驚いたことやホッとしたこと。

こういった体験をする時、私たちは自然に

「なぜこんなことが起きたのだろう」という疑問を抱くことがありますよね。

特によくないことが起こった時や予想外の出来事に出くわした時にその傾向が強いようです。

ワイナーという心理学者はこのことに注目しました。

「なぜ?」の答え、つまり原因をどのように考えるかが、

人間の感情や認知に大きな影響をあたえると考えたのです。

ワイナーは原因をどこに求めるかを整理する二つの軸を考えました。

一つは「原因の場所」:外的-内的

もう一つは「原因の安定性」:安定-不安定 です。

具体的に言うと試験でよくない結果を取ってしまった時に、

・自分の能力不足のせいにする→「内的、安定」

・自分の努力不足のせいにする→「内的、不安定」

・テストが難しすぎたからという→「外的、安定」

・たまたま不運だったからという→「外的、不安定」 ということになります。

そしてこの原因をどこに求めるか(帰属)は、人によって一定の傾向があるそうです。

つまり努力不足に原因を求める人は、どんなことにも努力不足を原因に考える傾向があるし、

運に原因を求める人はどんなことも運のせいにしがち、だと言うことですね。

ちなみに「」に関して言うと、内的な可変的で不安定な原因のほうが

モチベーションアップに繋がるそうです。

上の表で言うと、自分の「努力」に原因を求める人が、

一番「モチベーション」を高めやすいと言うことですね。

自分の原因帰属にはどんな傾向があるとと思われますか?

どんなことに原因を求めがちか、自分の原因帰属傾向を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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