モチベーション心理学7 お金とモチベーションの以外な関係

09/07/30 | By: 村中直人

今回は「お金」と「やる気」の関係性についてのおもしろい実験があるのでご紹介します。








心理学者のデシ博士はパズルを使ってモチベーションについての面白い実験をしました。

ソマパズルという名前のそのパズルはたくさんの人が夢中になってしまう

とてもおもしろいパズルだそうです。

そこでデシ博士はそのパズルを使って以下のような実験をしました。




まず被験者を集めて二つのチームに分けます。

一つ目はパズルを解くたびにお金をもらえるチーム。

もう一つはパズルを解いても何ももらえないチームです。

そして30分間、二つのチームには別々にパズルに挑戦してもらいます。

30分が過ぎ挑戦終了後に実験者が、

『所用で少し部屋を出ます。8分で戻ってきますのでこの部屋の中で待っていてください。

その間何をしても結構です。』、と被験者に説明し、部屋を出ます。

実験室には、雑誌や新聞など備えてあるので、それらを読むこともできました。




実はこの8分間がこの実験の最も重要な部分だったのです。

実験者はマジックミラー越しにパズルを続ける人がどれくらいいるか、被験者を観察していたのです。




みなさんはどちらのチームのほうがパズルをする人が多いと予想しますか?








実は・・・








「お金をもらったチーム」よりも「もらわなかったチーム」の方が

パズルを続けた人が圧倒的に多かったのです。




この実験結果は当時の常識からは予想外のものでした。

金銭はどんな時でもモチベーションを高める要因であると考えられていたからです。

楽しいことをしてお金もらえたのだからモチベーションが上がって当然だろう、そう考えていたのです。




このことはアンダーマイニング現象(足下を崩すという意味)として

センセーショナルに知られるようになります。




なぜこのような結果になったのか、デシ博士はおもしろい解説をしているのですが長くなってしまったので、

この続きはまた次回にお送りします。

それでは!

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